夕方の窓の外からつくつくぼうしの鳴き声が聞こえた。
おいおい嘘だろ、九月も後半だぞ。
お前、今から相手見つかるのか?
たぶんどこかには同じ季節外れな異性がいると思う。
もう世界に私だけ、そう思って諦めていた片隅の二人がどこかで出逢えたら大変ロマンチックではないか。
ぜひとも互いを見つけてほしい。
ただし、それまでは、お前は地上最後の男だ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
どこかで勇気が生まれたとき鐘の音が聞こえる。
どこかで面白いと思ったとき票の音が聞こえる。
人気ブログランキング・にほんブログ村に参加してます!
たった、たったの1クリックで1日1回投票できます!!
このブログの鐘を鳴らすのは、あなたです…!!!
【本日の参考文献】
楽天ブックス
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【あとがき】
個人的にこういう展開って恋愛小説ではなくSF小説だと思うんですよ。
特に20世紀半ばの近代SF小説のイメージなんですよ。
何となくでも分かる人いますか…?