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好きと得意は別の話というか別の次元。

【#025|カラオケ番組の曲目】

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 父が好きでテレビ東京の歌うま素人カラオケ番組をよく見るのだが、出場者の年齢層に注目すると上は30代前半:下は10代後半で意外と若者の出場者が多い。
 
 そして彼らの歌う曲目が今までの放送を振り返ると体感的に昭和の歌が全体の7割を締めている(中学生で三橋美智也、小学生で三波春夫を選ぶ子など日本に何人いるのだ…?)。
 
 出場者たちはMCからこの曲を選んだ理由を聞かれると、ほぼ100%こう答える。
 
「大好きなおじいちゃんとおばあちゃんの影響で演歌・民謡・昭和歌謡が好きになりました!」
 
 大好きなおじいちゃんとおばあちゃんに教えてもらったなら仕方ない。けれど、どうしても気になる将来的な問題が頭の中をよぎる…。
 
 来年には元号が変わるが、新元号以降はカラオケ番組の曲目はどうなるのだ。
 
 2019年5月1日以降のテレビで昭和歌謡を歌う出場者に視聴者たちは言う。
 
「こいつら元号2つ前の曲やってるよ」
 
 やはり30年では短すぎたか。恨むなら皇室典範に逆らって生前退位した平成天皇を恨んでくれ。
 
 では昭和初期の人たちも似たような感情を抱いたのだろうか。
 
 1926年12月25日以降のラジオで明治歌謡を歌う出場者に聴取者たちは言う。
 
「こいつら元号2つ前の曲やってるよ」
 
 大正の期間は14年なんだから許してくれ。大正天皇は先天性の重病持ちだったから、これは皇室典範に基づいた避けられぬ運命なのだ。
 
 今日から4ヶ月と数日で私たちの知る流行曲の全てが元号ひとつ前の曲となる。新元号の文化まで5年かかるとして、来年から私たちのカラオケは止まった平成の余力を楽しむことになるだろう。
 
 まあカラオケ行かないから知らないけど。

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【本日の参考文献】

2017-11-21
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【あとがき】
 
 現在のテレビ視聴者は年齢層が高齢もあって、昔の曲ほど採用されやすいようです。そうですよね、いきなり米津玄師の『アイネクライネ』なんか来たら視聴者「はぁ?」ですよねぇ…(私よく聴く曲なんですが)。

 

 だけども家族が揃って見る可能性を考えたら少しばかりのスリルを欲しくなります。極稀に「おいおいコイツ正気か!?」みたいな冒険すぎる選曲を。
 
 たとえば『鬼(クリープハイプ)』とか



『戦う戦士たちへ愛を込めて(サザンオールスターズ)』とか



『あいのうた(Chara)』とか



『ハロー・ドリー(ルイ・アームストロング)』とか



嵐が丘(ケイト・ブッシュ)』とか



で挑戦するみたいな精神と才能の強者はいないものか。