父が好きでテレビ東京の歌うま素人カラオケ番組をよく見るのだが、出場者の年齢層に注目すると上は30代前半:下は10代後半で意外と若者の出場者が多い。
出場者たちはMCからこの曲を選んだ理由を聞かれると、ほぼ100%こう答える。
「大好きなおじいちゃんとおばあちゃんの影響で演歌・民謡・昭和歌謡が好きになりました!」
大好きなおじいちゃんとおばあちゃんに教えてもらったなら仕方ない。けれど、どうしても気になる将来的な問題が頭の中をよぎる…。
2019年5月1日以降のテレビで昭和歌謡を歌う出場者に視聴者たちは言う。
「こいつら元号2つ前の曲やってるよ」
では昭和初期の人たちも似たような感情を抱いたのだろうか。
1926年12月25日以降のラジオで明治歌謡を歌う出場者に聴取者たちは言う。
「こいつら元号2つ前の曲やってるよ」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【あとがき】
【あとがき】
現在のテレビ視聴者は年齢層が高齢もあって、昔の曲ほど採用されやすいようです。そうですよね、いきなり米津玄師の『アイネクライネ』なんか来たら視聴者「はぁ?」ですよねぇ…(私よく聴く曲なんですが)。
だけども家族が揃って見る可能性を考えたら少しばかりのスリルを欲しくなります。極稀に「おいおいコイツ正気か!?」みたいな冒険すぎる選曲を。
たとえば『鬼(クリープハイプ)』とか
『戦う戦士たちへ愛を込めて(サザンオールスターズ)』とか
『あいのうた(Chara)』とか
『ハロー・ドリー(ルイ・アームストロング)』とか
『嵐が丘(ケイト・ブッシュ)』とか
で挑戦するみたいな精神と才能の強者はいないものか。
『戦う戦士たちへ愛を込めて(サザンオールスターズ)』とか
『あいのうた(Chara)』とか
『ハロー・ドリー(ルイ・アームストロング)』とか
『嵐が丘(ケイト・ブッシュ)』とか
で挑戦するみたいな精神と才能の強者はいないものか。