A.映画『何者』の予告編に「青春が終わる。人生が始まる--」という一文が流れるんですが、就活をテーマした本作では内定を取った瞬間を「青春の終着点」と定義しております。
ならば社会人に青春は無いのかというと、私個人は違うと考えています。
「青春」は字のごとく「青い若葉が芽生える春」のような、まだ右も左も分からない、でも魂の若い息吹を感じるような力強いパワーを人は「青春」と呼ぶと思います。
学校にしろ職場にしろ今いる環境を人はいつかすべて理解する瞬間など来るのでしょうか。
教科書、マニュアル、ルール、そのすべてを把握している人など本当にいるのでしょうか。
おそらく誰もいないから誰もが挫折する可能性があるんだと思います。
「何となく」「そういうもの」「空気」「覚えろ」と言われたら「ふざけるな」と叫びたくなるでしょう。
その叫びたくなる葛藤がある間は何歳でも「青春」できると思います。
逆境こそ青春の醍醐味ですよ。死ぬまで青臭く戦ってみてください。