Q.最近喧嘩しました?
A.喧嘩って誰か相手がいないと本当に発生しないのねぇ。
よく「喧嘩は同じレベル同士でしか発生しない」と言いますけど、これは自分には並ぶ相手がいない孤高の天才だからって意味なのか、シンプルに引きこもりクソ野郎って意味なのか、良くも悪くも興味深いところです。
ちなみに普段は本を読んだり、SNSを見たり、こうやって文章を書いておりますけど、これら辞めたらたぶん自分は言語そのものを忘れてしまって、犬の「ワン」&猫の「ニャン」に当たる人間という生命体の本来持つ人間語「〇✕△口」を話し始めるでしょう。たぶん現世の人類で唯一の話者なので、やっぱり誰とも喧嘩しないでしょう。
これは実際にあった話なんですが、今から約800年前、神聖ローマ帝国ホーエンシュタウフェン朝の皇帝フリードリヒ2世は「人間語」に興味を持ち、全国から1歳未満の孤児50名を施設に集めて、会話・視線・抱擁など一切コミュニケーションを与えないまま育てるという人体実験を試みたところ、1年未満に50名全員が心不全で突如亡くなったらしいです。いわゆる赤ちゃん言葉から先は何も分からず「人類の謎」として残され、そして人類史でも稀有な「幼児大量殺戮事件」として記録に残されました。
では、石器時代の人々はどうやって喧嘩してたのでしょう。もしかしたら石器時代の頃から社会的な言語システムがあったのかもしれません。
これもまた実際にあった話なんですが、イスラエル北部カメルン山の洞窟にある1万2000年前の墓地に埋葬されていた2つの白骨遺体、その底にある柔らかい泥の成分を調べたところ、ミント・セージ・ラベンダーなど香りの強い草花で敷き詰められていた痕跡があったらしいです。これは1万5000年~1万1600年前の中石器時代、現在のイスラエル・ヨルダン・レバノン・シリアで栄えたナトゥーフ文化時代の民族の風習で、これが人類で最も古い献花と言われています。「亡き仲間を花で弔う」という、言葉以上のやり取りが遥か遠い昔から我々にはあったようです。
喧嘩の相手がいない自分は誰かから献花を捧げてもらえるのでしょうか。
あまりにも広い宇宙の中で、人間の短い一生が刻々と終わりへ向かっていきます。
二十億光年の孤独に僕は思わずくしゃみをした
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