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好きと得意は別の話というか別の次元。

【#005|役者が見えなかったロケ撮影をエゴサーチしたら闇を見た件】

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 つい最近も近所でドラマか映画のロケの撮影をしていた。

 実は家の近所には幾つかロケの撮影スポットがあり、今までドラマや映画、ニュース、バラエティで何度も家の近所を見てきた。

「おーあそこじゃん!」
「これあの建物だよね?」
「ここ撮影来てたの!?」

 リビングのテレビを見ながら家族でそういう会話し、そのほとんどが撮影に気づかずにいるが、極稀に仕事の帰宅中や晩ご飯の買い物中でロケの撮影と遭遇して、その現場で人気若手俳優・ベテラン有名女優・国民的アイドルやタレントに芸人など立つ位置によって遠目や付近で目撃することがある。

 中には自分が大ファンな女優さんが目の前に居たりして、そのときは特に心臓をバクバクにして、時間が許す限りその撮影を見守っていたりする。

 だけど相手が誰であれ、その撮影が何であれ、その全てが見るだけで終わるのである。つまり直後ツイッターなどで「今(某場所)で撮影してた!w」「目の前で(某女優)が撮影してた!w」など書かないのだ。

 理由は至って単純で、そのシンボルを書くことで住所など個人情報特定されることを避けているのだ。

 もしかしたら場所と人物と投稿時間から大体の位置を把握して、リプライやコメントで「お前〇〇の〇〇住んでるだろ?w」と言われ、さらに発展させ「お前〇〇だろ?w」と公にバレることを恐れているのだ…。

 その一方で自分も心の底では言いたい・自慢したいと気持ちが揺らぐこともあるが…今まで一度もそういう目撃情報は書いてこなかった。

 では、そういう目撃情報を即座に書く人たちはどういう心理をしているのか。

 序盤の話に戻るが、その最近あった撮影の目撃で遠すぎて見えなかった俳優を調べるため、まずツイッターでそのロケ地をエゴサーチした。そしたら何人もがその撮影について書いていた。

 その情報に「えぇーあの俳優さんだったか! もっとしっかり見れば良かった…」と凄く悔しがるのだが、それは一旦置いといて、その目撃情報の一つを書く鍵のないアカウントに軽くアクセスしてみると、そのアイコンはアプリで盛られた友達とのパリピな自撮り写真で、ハンドルネームは本名らしき名前、自己紹介欄においては自分の歴代出身校(自分の通っていた中学校だから近所民)や在学している学校名まで堂々と書いているのだ。もう一度言うが鍵はかかっていない。

 きっとこれはクラスの友達や部活仲間に向けた自称内輪的なアカウントで、その人自身は狭い村の中で暮らしている村人だと思っているのだろうが、それは逆「井の中の蛙」状態で、その個人情報は君が思っている以上、少なくとも全世界の人が覗いている可能性がある。

 むしろフェイスブックみたいな高い城壁で囲まれた王国ではない分、一部の人からしてみたら大物芸能人のアカウントよりも価値がある。

 隠さない自撮り、説得力のある名前、簡単な住所、歴代校、在校名、リア友だけが並ぶフォロー・フォロワー一覧、その下にあるズッ友的なツイートが続く中でリア友の一人に送った「名前もアイコンも伏せてないLINEのグループトーク」スクショ付きリプライ。

 遮る壁がなさすぎて怖い…。

 明らかにリアルがネットまで侵食されている…。

 その心理を調べる以前の問題を見てしまった自分はツイッターを閉じた。同じ中学だから遠い後輩ではあるけれど、これはこの後輩の幸せを尊重させましょう。またこの後輩の友人は後輩をどう見ているのだろう。想像する気も湧かないから、ただ幸せを祈る。

 ともかく誰もが誰かの提示した情報を昼夜「いいね!」と監視しているSNSは、その水面下で自分の想像以上の出来事を今も孕んでいると覚悟した方が良い。だけども、それは自分の生活圏内さえ気を付ければ良い話であって、旅行など出掛けた先で遭遇したロケには躊躇わず書いた方が楽しいに決まっている!

 ただ自分はまだそういう経験がないので、前から憧れていたUSJに行く口実に誰か自分の大好きな芸能人がロケしないか願いたい。

 たとえば一番好きな蒼井優さんがUSJでロケしている。

 うん、ありえないからやめよう…。

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【本日の参考文献】

志駕晃
宝島社
2020-01-09
楽天ブックス

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【あとがき】

 誰だって自分の憧れる人に出会いたいものだけど、今の子供って芸能人よりもユーチューバーの方が嬉しいのかな。

 下調べにヒカキンさんの動画で探してみました。

 そしたら仕事移動中のヒカキンさんに出会った男の子が嬉しさのあまり膝から崩れ落ちて泣いていた……みたいなドラマチック動画ないか少し期待したけど、駅構内の検証企画で偶然出会った男の子たち普通にカメラに「イエーイ! みんなー見てるー?w」的なテンションだったし、カメラ外にいるお母さんは急いでサイン色紙とペン買ってきたから昔も今も有名人に対して変わってないんだな~と妙に安心しました。