ツイッターを見ていたら、こういう内容のツイが流れてきた。
「みなさまのおかげでチャンネル登録者数150名を越えました! ありがとうございます!!」
誰かのRTで私のTLに流れてきた新人ユーチューバーが感謝報告ツイだった。
自分もチャンネル登録しているユーチューバーが何人かいるので、このユーチューバーがどんなものかURLリンクから調べてみた。
その人は1ヶ月前に開設した新参者で、動画の本数は6本・時間は平均2分辺り。累計視聴回数は1084回で登録者数150名突破。
こちらはブログ開始して3ヶ月と数日。記事の本数は(前ブログも含めて)342本・文字数は平均3000文字辺り。累計アクセス回数は6875回でLINE読者数0名。
時代の流れなのか、向こうの急上昇率よ。
やっぱり今の需要は動画なのだろうか。他のSNS(ツイッター・インスタ・ブログなど)を見ても人気あるアカウントは動画・漫画・イラスト系がほとんどで、数少ない文章系の人気アカウントはあっても、その全ては細かく写真が添付されており、私みたいな文章オンリーは私が知る限りお見かけしない。
どうやら今のネットユーザーは視覚からの情報を求めている傾向があるようだ。そりゃ同じ見るなら文章より漫画・映像の方が理解にかかる負担は少ない。ならばこれからの文章界は相当面白くない限り危機に立たされている(私が典型例だ)。
実は何度か文章から鞍替えしようか考えてみたが、どうにも文章以上の代物が生まれる気配がない…。
試しにスヌーピーを描いてみた。
昔読んだ本で、素人がその技術を習得するのに約1万時間の練習が必要らしい。1万時間とは約417日(1年と1ヶ月と22日)である。ただしこれは24時間換算なので、睡眠6時間を引いたら約521日(1年と6ヶ月と6日)。これから就職するとして、1日の趣味に当てられる時間は捻出して約3時間、日数に換算すると約1109日(3年と14日)。この時点で研修終了で、そこから人気アカウントになるまでの必要期間を1年と見越すと今日から約4年後。
趣味範囲の漫画・イラストで一山当てようと狙うにはハイリスクすぎるのだ…。
自分が文章ブログを始めたのが17歳で、それからツイッターに活動移籍したが、ほぼ毎日文章書く機会はあったけど1日1時間程度で、よそより3倍遅れて約12年。そう、29歳の今日の今年なのだ。
今年になってやっと趣味の研修期間が終わったのだ。これから人気ブログに向かう可能性のある12年分のスキルを放棄するなど賢明でない選択なのは分かるだろう。
もしどうしても鞍替えする必要があるなら、まだ先ほどのユーチューバーになったほうが良いかもしれない。1カットの多少下手な動画でも流行コンテンツに乗れば少しは成果が速まると予測する。
ただ個人的にネットの顔出しは絶対したくない。顔出しをネット最大の危険行為と育った世代の性である。それならばアバターキャラで活動するバーチャル・ユーチューバー(通称Vtuber)でやればいいが、イラスト作成+特殊動画編集のスキルが必要になるので、先ほどの計算の間を取って約8年。配信できる環境を外注したら中くらいでも100万円は覚悟した方が良いかと。
そのかわり最初から文章ブログでやっていくつもりでいたので、12年間に文章読本や人気エッセイ本に小説・脚本の技術集など技術向上のために金額も時間もそれなりにつぎ込んだから、もう後戻り出来ませんね…(遠い目)。